診察室6_ 抗うつ薬、副作用が心配

あおばこころのクリニック

静岡市葵区にあるうつ病、認知症を専門とする心療内科、精神科

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抗うつ薬、副作用が心配

41歳の男性。妻と子供二人の家庭です。3年前に会社の健康診断でうつ病が疑われ、治療を受けています。朝はなかなか起きることができない反面、夕方からは調子が良くなります。 営業部に勤務しているため、仕事が深夜までのこともあります。ストレス解消のために、テニスやサッカーの同好会に参加しています。現在の治療は薬の処方だけで、当初から同じ薬(アモキサン、トレドミン)を服用していますが、長期服用による副作用が心配です。自分で判断し、一度服用を止めてみましたが、調子が悪くなり服用を続けています。

 抗うつ薬にも他の薬と同様に副作用があります。主な副作用としては眠気や口の渇き、便秘などですが、近年開発されたSSRIなどの抗うつ薬ではこれらの副作用も少なくなっています。精神科薬を服用されている患者様から、「この薬を飲んでいて癖になる(依存性)のでは」と質問されることがよくあります。抗うつ薬には依存性はなく、長期に服用しても癖になることはありません。一方で、一部の抗不安薬や睡眠薬には依存性があり、これらの薬を急にやめると、不安、焦燥感、頭痛などの退薬症状(禁断症状)が出現します。依存性がないからといっても、突然服薬を中断することはお勧めできません。急な服薬の中断が理由で症状が悪化したり、身体症状が出現することがあります。主治医の先生と相談しながら、症状にあわせて徐々に減らしていくのがよろしいかと思います。